女性にとっての大仕事
出産は、女性にとって人生の大きな仕事です。私は看護師をしており、23年前に初めての出産を体験したのですが、それはもう大変でした。私の場合は結婚から3年間子供がなかなかできず、不妊治療から始まりました。不妊は女性に原因がある場合と、男性に原因がある場合とがあります。原因は私にあったので、さまざまな不妊治療を受けてようやく妊娠にたどりつきました。
しかし、妊娠初期の「つわり」がひどくて入院をしたり、子供が足位という逆子になってお腹の張りを取るために一週間点滴治療入院したり、最終的には出産間近になって妊婦検診の際高位破水でそのまま入院したりしました。一人目の出産の際、高位破水はしたものの陣痛がなかなか始まらず、帝王切開になるか否やでした。結局帝王切開で日赤病院に移送させられる予定でしたが、出産前夜から陣痛が始まり、翌日の早朝に自然分娩で出産をすることができました。その後、二人目は不妊治療なしで普通に妊娠しましたが、二人目の出産も大変でした。
女性には子宮が硬い方と柔らかい方がいるらしく、私は硬いほうの子宮の持ち主だったため、陣痛は起きるもののなかなか子宮が開かずに大変でした。二人目の出産の時は主人の風邪が私に感染ってしまっていたらしく途中から発熱してしまい、仕方なく先生が陣痛誘発剤を投与したところ、薬の効き目が強く分娩台に上がる前に破水してしまい、すったもんだでした。
さまざまな体験をして大変でしたが、二回も子供を出産するという体験ができて良かったです。